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[事例]自動車工場向け大空間冷房システム|濡れない微細な霧で半屋外作業現場の暑熱対策
この事例で使われている
ソリューション・製品
労働環境改善に取り組む、ある自動車工場では、夏場の暑熱対策が最優先課題となっていました。
特に、サプライヤーから部品が納入される荷受場はトラックヤードを兼ねており、屋根はあるものの外気にさらされて高温となるため、この現場での熱中症対策が急務とされていました。

開放空間であるため、エアコンを設置しても効果は期待できません。
対策として、天井に大型工場扇を設置し、風を送っていました。しかし、屋根からの輻射熱により天井付近の空気が暖められ、冷房効果はほとんど得られていませんでした。
そこで、これら既設のファンを活用しながら、少しでも冷房効果を高める方法がないかと、当社にご相談いただきました。
ミスト冷房システム「CLJ-Dome(クールジェッタードーム)を提案しました。このシステムは、非常に微細な霧を噴射する専用スプレーノズルをファンに取り付け、ファンの風に乗せて霧を拡散させ、その気化熱を利用して大空間を冷房する仕組みです。

現場オペレーターや監督者を招いて実機でデモを実施し、温度低下を体感いただき、その効果を実感していただきました。