冷房事業
快適な生活環境と
省エネルギー化に貢献。
産業と暮らしの両面に役立つ
霧のソリューション。
濡れない霧「セミドライフォグ」を用いて、大規模工場や都市空間の省エネ冷房を行う事業です。
ヒートアイランド現象への対策として、私たちが開発した屋外冷房システムは、現在では都市のあらゆる場所で利用されています。
冷房事業の理念
冷房事業は、地球温暖化によって深刻化するヒートアイランド現象や熱中症問題に対処するため生まれた事業です。霧の技術を用いることで、環境に負荷をかけることなく課題解決を図ることを目的としています。
当社が最初に手掛けた代表的な冷房事業の一つは、霧の気化熱を利用した屋外冷房システムであり、最近では街中でもよく見かけるようになっています。
事業理念は「一時的な対策や部分的な改善ではなく、産業や暮らしをより豊かで充実したものにすること」です。私たちは、最新の霧の技術を駆使し、この基本的な理念に基づいて活動しています。
さて前述の通り、気化熱を利用したミスト冷房は、熱中症対策の手段として広く普及しています。ただし、ミスト冷房の効果は、適用される空間の規模や環境条件によって大きく異なるため、諸条件をそれぞれに最適化する必要があります。
例えば、霧を地上から2～3mの位置で噴射して小規模な環境対策を行う場合と、ビルの屋上から広範囲にわたって壁面や地面、その周辺まで冷房を行う場合では、使用するスプレーノズルや霧の種類、制御の範囲などが大きく異なります。
冷房エネルギー低減
大規模工場や、年間を通して高温な鋳型工場など、空調設備による冷房が困難な現場でも、私たちの冷房システムをご利用いただくケースが多くあります。
これら産業現場においてもやはり、適切な温湿度設計や換気量、専用機器の選定など、現場に合わせた最適化を行い、濡れや錆びの発生を防ぎつつ、効果的なミスト冷房を実現する必要があります。
私たちは、このような現場ごとに最適化されたソリューションを提供するため、ノズルメーカーとしての技術と経験を活かして取り組んでいます。その結果、どのような環境対策レベルにおいても、最も効果的な提案を行うことが可能です。
現代社会では、地球温暖化により夏の気温が年々上昇しています。
企業内でも省エネルギー意識が高まっており、CSR・ESG活動の観点からも、既存施設の省エネルギー化や再生可能エネルギーの積極活用など、環境問題への取り組みは不可欠です。
もし冷房設備によるエネルギー負荷の低減をお考えでしたら、ぜひ私たちにご相談ください。まず、対象となる現場においてミスト冷房が適しているかどうか、詳細に診断させていただきます。
