技術情報

[事例]ペットボトル工場|可搬式ドライフォグ加湿ユニットによる静電気抑制とボトル転倒防止

この事例で使われている
ソリューション・製品

導入の決め手

  • 水滴発生や付着の心配がなく、効果的に湿度を上げられるドライフォグ加湿ユニットを提案したこと。
  • 配管工事が不要で、トラブル発生箇所周辺へ簡単に移動できるポータブルタイプであったこと。
  • どの製品がいいのかわからない
  • 全部でいくらになるのか知りたい
  • まず何をすればいいの?
  • なんでもご相談ください

お客様の課題

あるペットボトル製造工場様では、出荷作業場での静電気トラブルに悩まされていました。

コンベアで流れてくるペットボトルの完成品を整列させ、そのまま押してパレットへ移す工程があります。
しかし、乾燥した日には静電気の影響でボトル同士がくっつき、次々と倒れてしまうのです。

そのたびに作業を中断し、ボトルを1本ずつ手作業でパレットに移し替えなければならず、作業効率が大きく低下していました。

湿度を上げて静電気の発生を抑えたいが、製品に水滴が付着するのは避けたい。何とかならないか、とのご相談をいただきました。

いけうちからのご提案

そこで、ドライフォグ加湿器「AKIMist-E」を搭載したポータブル加湿ユニット「AE-Tセット」の導入をご提案しました。
このユニットは、スタンド台に「AKIMist-E」、浄水供給用の加圧タンク、そして取り付け用の伸縮ポールを組み合わせた製品です。

配管工事が不要で、コンプレッサーエアーを接続するだけで運転を開始できるうえ、キャスター付きのため、加湿が必要な場所へ簡単に移動させることができます。


ドライフォグ加湿器「AKIMist-E」(左)とポータブル加湿ユニット「AE-Tセット」(右)

一方、AKIMist-Eは、平均10ミクロン以下の超微細な水粒子「ドライフォグ」を噴霧し、製品や設備を濡らすことなく、トラブル発生箇所周辺の湿度を効果的に上げる加湿器です。
このユニットなら、ボトル表面に水滴が発生したり付着する心配もありません。

導入効果

トラブル発生箇所周辺をAE-Tセットで加湿することで、静電気の発生が抑えられ、ボトルが倒れることはなくなりました。
これにより、パレットに並べ直す手間がなくなり、生産効率が低下する心配もありません。
さらに、現場で発生していたホコリが抑えられ、霧の気化熱により作業場の温度も下がり、快適な環境が実現しました。
「一石三鳥だ」と喜びの声をいただいています。

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