技術情報

[事例]製麺所|パワフルでも繊細なドライフォグ加湿|手延べ素麺の乾燥を防ぎ理想の麺づくり環境を創出

ドライフォグ加湿器の身近な活用事例

霧のいけうちのドライフォグ加湿器。
エレクトロニクスや印刷、プラスチック製品製造など、幅広い産業の製造工程で乾燥防止や静電気対策に貢献しています。
今回は、大規模工場ではなく、身近な食品加工の現場での活用事例をご紹介します。

この事例で使われている
ソリューション・製品

  • どの製品がいいのかわからない
  • 全部でいくらになるのか知りたい
  • まず何をすればいいの?
  • なんでもご相談ください

手延べ素麺の製造時期

食欲が落ちがちな真夏でも、のどごしよく食べられる手延べそうめん。しかし、その製造が行われるのは、意外にも寒さ厳しい冬の時期です。
手延べそうめんの製造は11月から3月、特に最盛期は12月から2月の極寒の季節です。この時期に作られるのは、気温が低いことで麺の熟成を適切にコントロールできるためです。

そうめんの主原料は小麦粉・塩・水です。気温が高いと麺の熟成が進みすぎるため、夏場は塩を多めに加えて熟成を抑えますが、茹でる際に塩分が流出し、麺の密度が低下して口当たりが損なわれてしまいます。
一方、冬場は塩の量を抑えられるため、茹でても麺の密度が保たれ、コシが強く歯ごたえのある食感に仕上がります。

冬場に困ること

冬はそうめん作りに適した季節ですが、一方で乾燥の影響に注意が必要です。特に問題となるのが、製造中の麺の乾燥です。
生地を細く長く伸ばしていく過程で、空気に触れる表面積が増えると乾燥が進み、次第に伸びにくくなりますひどい場合は麺がちぎれ、廃棄せざるを得なくなるため、適切な湿度管理が欠かせません。

適切な湿度管理には

いけうちのドライフォグ加湿器 「AKIMist-E」 が最適です。これは、非常に微細な霧 「ドライフォグ」 を発生させ、精密な湿度制御を可能にする産業用加湿器です。

ドライフォグは「濡れない霧」とも呼ばれ、粗大な水粒子を含まないため、製品や設備に触れても濡らすことがありません。繊細な霧でありながら、ノズル1個あたり 毎時2.4リットル の噴霧量を誇り、パワフルに加湿を行います。これにより、必要な箇所の湿度をすばやく上昇させ、安定した環境を維持することができます。

導入効果

AKIMist-Eを導入されたお客様の声をご紹介します。

湿度が75%を下回らないようコントロールしているため、作業場が低湿度になることがありません。夜間も加湿を行っているので、朝作業場に入ると麺を伸ばしやすい理想的なコンディションになっており、スムーズに作業を進めることができます。霧の粒が非常に細かく、水滴が落ちて麺を濡らす心配もないため、かけばや・こびきの工程でも麺への影響がなく、とても助かっています。」

「加湿器を導入したことで、体調面での変化も感じています。工場内の体調不良者が大幅に減ったように思いますし、私自身も以前は風邪をひきやすく扁桃腺を腫らしていましたが、ここ最近は風邪をひくことがなくなりました。

製麺所での湿度管理

蕎麦打ちにおいても、最適な湿度は一般的に60%~70%と言われています。
冬場の乾燥した製麺所での湿度制御には、AKIMist-E が効果的です。安定した湿度環境を保つことで作業効率が向上し、品質の安定にもつながります。製麺工程のさらなる最適化に、ぜひご活用ください。

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