大阪府高等学校 さま
大阪市立加美東小学校 さま
学校情報
ほっと一息つける癒しの図書館、ピカピカの新しいプール、階ごとに異なった装飾が魅力の面白トイレなどなど…。
子どもたちがさまざまなことに興味を見出し、全力で学び、楽しめるような環境づくりに注力されています。
この事例で使われている
ソリューション・製品
テレビで「いけうち」を見た
夏の大きな課題、それは子どもたちの熱中症対策。大型の扇風機や気化式冷房装置などを数台導入していますが、ひんやりとした涼しさが無くあまり効果を感じられません。どうしたものかと考える日々。そんな時たまたま目にしたテレビに映っていたもの、それが「霧のいけうちのCLJ-CSA(以下CSA)」です。ビビッと来て、そのままテレビに食いつきました。
床が濡れないことに感銘
CSAはいわゆる「ミストファン」ですよね。以前中学校のソフトテニス大阪府責任者を務めていたころ、全国大会の会場等で他社のミストファンを見てきたんですよ。「良いなあ」と思いましたが、足元に目をやると水が。安価な作りのためミストの水滴が大きく、濡れてしまう。体育館で床が濡れていたら、大きな事故に繋がりかねないためこれはダメだと思いました。
ですがCSAは違うらしい。セミドライフォグⓇという細かい霧をスプレーするので足元がびしょびしょになることが無いとのこと。これは画期的な技術!「導入したい!」この時強く思いました。
熱中症対策として
その後コロナウイルスが猛威を振るいだし、コロナ対策予算が各学校に配分されることになりました。大阪市もそれに準じ、校長裁量でコロナ対策品を購入できることに。感染拡大予防で換気が必要になりましたが、それだと涼しさが十分確保できない。今まで以上に熱中症のリスクは高まります。「今しかない!」この予算でCSAの購入を決めました。
私は頭の中にメモしていた「霧のいけうち」という会社名をインターネットで検索。すぐ電話をかけました。
▲中庭で稼働している様子
デモで効果を実感
そこからは営業さんに話を聞き、デモの約束を取り付けました。私自身はテレビでCSAの実力を目の当たりにしたのですが、他の職員たちが「霧なのに濡れないの?」と疑問を持っていたため、それなら百聞は一見に如かずという事で、体験してもらおうと思ったのです。
当日、職員たちを講堂(体育館)に集め、CSAの噴霧デモを実施。夏の講堂はむっと蒸し暑く、じっとしていても汗が出てくるほど。スイッチをオンすると、細かい霧が扇風機の風に乗り、涼しさがスーッと駆け抜けていきました。あちこちで「涼しい」の声。もちろん床は濡れていません。濡れるのでは?という疑問を払拭できたので、無事導入が決定しました。
▲朝の登校時にも活躍している
▲子どもたちからライオンちゃんの愛称で親しまれるCLJ-CSA。涼しい空間を提供している。
指をはさまない安全カバー
ただ一つ懸念が。小学校低学年の子どもの中には、動くもの、未知のものなどに興味津々で、扇風機の隙間に自分から指を入れてしまう子もいます。既設の気化式冷房装置も冷気排出口は大きな格子状と、指を入れたがる子には格好の作りになっていたので、特注で指入れ防止カバーを付けてもらいました。CSAにもそういった対策はできないかと相談したところ、ライオンモチーフの扇風機カバーがあるとのことでそれをつけてもらいました。
みんなが寄ってくる気持ちよさ
3台購入し、主に2台は講堂に、1台は屋外で使っています。朝の登校時間は玄関前で稼働させます。最近は朝でもじりじりと暑いから、みんなCSAの前でゆっくり歩いて霧を浴びています。(笑)涼しくてほっとできるんでしょうね。そのあとは中庭に持っていきます。昼休みや放課後などに稼働させておくと、そこで自習したり遊んだりしている子たちが涼しそうで安心します。
子どもたちはCSAを「ライオンちゃん」と呼んで親しんでいます。特にグラウンドで活動するクラブ同士で「ライオンちゃんこっちに貸して~」というふうに。
運動会では生徒席後方に3台設置して、より快適な空間を子どもたちに提供できればと思います。
▲扇風機カバーとポンプボックスカバー(オプション)を装着可能
夏の暑いグラウンドや体育館におすすめの広範囲冷房!
霧+ファン冷房ユニット「COOLJetter®」CLJ-CSA
「COOLJetter®」は、10~30μmの霧「セミドライフォグ®」を発生させ、気化熱により周囲を濡らすことなく3~5℃冷房する冷房装置です。シンプルな形状で操作がしやすく、給水やお手入れなどが簡単です。カートタイプのため、設置場所を選ばず利用可能です。
▲霧+ファン冷房ユニット COOLJetter®〈クールジェッター〉