技術情報

[事例]サウナ室用ノズル選定|自動ロウリュ最適化で顧客満足度を向上

この事例で使われている
ソリューション・製品

アミューズメント施設でも活躍するスプレーノズル

製鉄所や発電所、自動車・エレクトロニクス産業など、さまざまな工業分野で省力化や安定した品質維持を支えてきた、いけうちのスプレーノズル。その技術、実はアミューズメント施設でも活用されています。
今回は、サウナ施設への導入事例をご紹介します。

お客様の課題

あるアミューズメント施設設計会社では、会員制サウナチェーンの店舗設計が最終段階に差し掛かっていました。

会員制である以上、ラグジュアリー性を追求し、細部にまでこだわりたい。
そうしたコンセプトを踏まえ、設計責任者は従来のひしゃくによるセルフロウリュではなく、オートロウリュの導入により、ユーザーの満足度をさらに高めることを目指しました。

オートロウリュとはその名のとおり、装置が自動でサウナストーンに定期的に水をかける仕組みです。
人手をかけずに運用できるのが利点ですが、そのぶん設定によって快適性が大きく左右されます。
ただ大量に水をかければよいわけではなく、多くの利用者に心地よさを感じてもらうには、水量や時間などを丁寧に設計することが求められます。

こうした背景から、最適な方式で適切な水量を噴射できるスプレーノズルの選定について、当社にご相談をいただきました。

いけうちからのご提案

当社がご提案したのは、以下の3種類のノズルです。いずれも水の広がりを抑えた噴霧が特長で、周囲への飛散を最小限に抑えたい用途に適しています。

  • NJJP:噴霧の広がりが比較的狭く、円形状のスプレーパターンを形成
  • 2CCP:2本の細い直進棒流を噴射する「直進ノズル」
  • 7CCP:7本の細い直進棒流を噴射する「直進ノズル」


写真左より:NJJP、2CCP、7CCP

導入効果

供給水量や応答性、水噴射の見栄えなどを総合的に評価し、最終的に7CCPが採用されました。1号店のオープン直後から、オートロウリュは利用者から高い評価を得ています。


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