技術情報

[簡易事例]水産加工品工場でのアルコール消毒|スプレーノズルで消費量70%削減を実現

この事例で使われている
ソリューション・製品

導入の決め手

  • 現場でデモを実施し、実用可能であるとご判断いただけたこと。
  • どの製品がいいのかわからない
  • 全部でいくらになるのか知りたい
  • まず何をすればいいの?
  • なんでもご相談ください

お客様の課題

カマボコなどの練り物を製造している、ある水産加工品の工場では、コンベアーで運ばれてくる製品が蒸し器に入る前に、アルコールで消毒を行っていました。しかし、その方法は単管パイプを使ったかけ流しに過ぎず、アルコールの消費量が多くなり、コスト負担が課題となっていました。

そこで、アルコールの使用量を抑えつつ、効率的な消毒ができる方法を求めて、いけうちにご相談いただきました。

いけうちからのご提案

当社からは、2流体扇形ノズルを使ったアルコール噴霧をご提案しました。このノズルはスプレーパターンが扇形であり、製品全体に薄い膜状で均一にアルコールを塗布することが可能です。
その結果、従来のかけ流し方式に比べてアルコールの無駄を大幅に削減することができます。

また、微細な霧をソフトに噴霧する設計により、飛散を抑えつつ、必要な量だけを的確に製品へ付着させることができます。これにより、アルコール消費量の削減だけでなく、効率的な消毒を実現します。

導入効果

導入以前、この工場では1ヶ月に5トンものアルコールを使用していましたが、導入後はわずか1.5トンに減少し、驚くべきことに消費量を70%削減しました。これにより、コストは1ヶ月あたり約55万円(導入当時)削減され、大きな成果を上げることができました。

さらに、この2流体ノズルを可搬式ユニットに搭載し、横付けするだけでどのラインでも使用可能な自動噴霧装置として運用する企画が進行中です。このユニット化により、他のラインへの展開が可能となり、さらなる効果が期待されています。

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