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[事例]アルミダイカスト|2流体ノズルで金型をピンポイント冷却、サイクルタイムを短縮

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導入の決め手

  • 金型とその周辺を濡らしてしまうリスクを抑えられる、2流体ノズルを選定したこと。
  • 金型の厚肉部をピンポイントで冷却できるノズルであったこと。
  • ロボットアーム先端に取り付けても負荷になりにくい、コンパクトで軽量なボディであったこと。

お客様の課題

自動車やバイク向けのアルミダイカスト部品を製造する工場では、サイクルタイム短縮を目指したプロジェクトが進められていました。

そんな中、課題として浮上したのがクランクケース金型の冷却でした。

通常はワンショットごとに型開きを行い、そのつど離型剤を噴霧して金型温度の上昇を抑えています。ところがクランクケースは形状が複雑で厚肉部もあるため、条件が重なると金型温度が400℃に達することがあったといいます。

金型温度が400℃を超えると、製品の焼き付きや表面欠陥などの不良が発生するだけでなく、金型自体にもダメージが及びます。そのため、マシンを停止して放冷せざるを得ませんでした。


金型温度が400℃を超えると、マシンを停止して放冷

しかし、金型温度が規定の250℃まで下がるには、おおよそ10分以上を要します。その間、マシンは停止したままとなり、ラインのかなめとなる工程が休止状態に陥ります。
このアイドリング時間を何とか短縮できないか――。そこでスプレーノズルを用いた冷却方法を模索され、当社にご相談をいただきました。

いけうちからのご提案

当社担当営業は、冷却水にコンプレッサーエアーを混合し、微細な霧にして噴射できる2流体ノズル「SETO-SP」シリーズを選択しました。液圧のみで駆動する1流体ノズルに比べて液滴をより小さくできるため、金型とその周辺を濡らしてしまうリスクを抑えられます。

また、SETO-SPはソフトなスプレーでありながら狙った箇所にほぼピンポイントで届き、金型の厚肉部を集中的に冷却できる点も特長です。

さらに、本体は約20mm角・全長50mm弱のコンパクトで軽量なボディ。ロボットアーム先端に取り付けても負荷になりにくく、取り回しやすい点についても、お客様から高いご評価をいただきました。


2流体ノズル「SETO-SP」

導入効果

マシンを停止してラインを休止させたまま、10分以上かけて自然放冷していた金型。SETO-SPの導入により、冷却時間はわずか約60秒へと短縮されました。

いけうちのスプレーノズルは今日も、アルミダイカスト部品製造工場のサイクルタイム短縮と生産性の向上に貢献しています。

SDGsへの取り組み

本事例が貢献・関連するSDGs目標です。

3.すべての人に
健康と福祉を
8.働きがいも
経済成長も
9.産業と技術革新の
基盤をつくろう

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