
[インタビュー]有木さま|アパレル製造工場|裁断工程の静電気トラブルを解消し生地の張り付き防止と火花を抑制
この事例で使われている
ソリューション・製品
工場内のレイアウト変更や空調設備の更新、さらには新しい印刷機の導入など、生産環境が大きく変化していたこともあり設備の老朽化とレイアウト変更を機に、システム全体を刷新。
UV印刷機は強力な排気を行うため、工場内の空気が頻繁に入れ替わります。これにより、加湿してもすぐに乾燥した外気が入り込み、目標湿度に達しない状況が続いていました。
湿度が安定しないことで、紙の伸縮やカールが発生。さらに静電気による「2枚送り」や「積み重ね時の不揃い」など、印刷・加工品質に影響が出ていました。
既存の2流体加湿はコンプレッサーエアを使用するため、電気代が嵩んでいました。また、コンプレッサー自体の故障も頻発し、メンテナンスコストや停止ロスも悩みの種でした。
高圧ポンプを使用する1流体加湿システム AirULM(エアーウルム)への切り替えをご提案しました。
平均粒子径10–30μmの霧(セミドライフォグ)を噴霧することで、建屋全体をパワフルに加湿することが可能な産業空調加湿システムです。
必要な加湿量を再計算、適切なノズル配置と台数を選定し、印刷エリアだけでなくその後の工程も含めた広範囲(40m×32m)をカバーするシステムを構築しました。
既存の2流体加湿システムからの切替から1流体に切り替えることで、消費電力を約1/5に削減、排気に負けない安定した湿度環境を実現。
システム更新から1年半以上が経過し、現場からは非常に高い評価をいただいています。
機械排気が多い過酷な環境にも関わらず、設定湿度を安定してキープできるようになり、紙の伸縮や静電気トラブルが激減し、印刷品質が向上しました。
導入から1年半以上経過しましたが、ノズルの目詰まりは「ゼロ」。メンテナンスの手間が大幅に減り、安定稼働を続けています。
本事例が貢献・関連するSDGs目標。