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ホームケルン株式会社 さま

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循環型社会の確立とゼロエミッション実現を掲げ、環境課題に対応した形で廃棄物処理を行う同社。
社名であるKernには『環境』『エネルギー』『リサイクル』を『ネットワークで結ぶ』という意味が込められています。
2014年に最先端総合処理施設『ecoヴィレッジ』を開設されました。

この事例で使われている
ソリューション・製品

顔写真:ホームケルン株式会社 管理部部長 山下 政幸様

「工場新設の際、労務管理上最大のテーマは暑さ対策だった。冷房システムを導入したことで、目的を達成している。」

熱中症の対策が大きな課題

廃棄物処理場では、暑く粉塵の多い過酷な現場で人が作業を行います。特に最近では夏に40℃を超えるようになり、ひと夏で5~6㎏体重が落ちるなど作業者の負担は大きく、熱中症などの対策として7~8年前から工場内の暑さ対策を行っています。

写真:廃棄物処理場の様子

▲廃棄物処理場の様子

試行錯誤の暑さ対策

対策はいろいろ試しました。最初に扇風機を導入しましたが冷房効果がなく撤去。次にスポットクーラーを導入しましたが、部分的には涼しくなるものの動きながら作業する現場には効果が薄く、座りラインで利用するだけになりました。

またミストファンを設置した際には、冷えるが、水滴が大きいので床面が濡れる、廃棄物に水が浸み込むなど問題があったので撤去しました。
その他にもファン付き作業着や冷却パッドも試してみましたが、すぐに使われなくなるなど、暑さ対策に関しては一通り試したと思いますがこれといった対策はない状態でした。

COOLJetter®Dome導入の理由

2014年の工場新設にあたり、労務管理テーマとして暑さ対策を行うことが決定していました。自社だけでなく他社の取組みも参考にするため、何社も見学に行きました。

どこも暑さや粉塵の対策に決め手がなく悩まれていましたが、壁沿いに配管して上方からミスト散布するシステムは比較的効果が出ていました。しかし目詰まりによるトラブルが多く発生するため、メンテナンスが頻繁に必要でした。

ミストファンの方が目詰まりしにくいという意見があり、以前のように床などを濡らさず、工場全体をカバーできる冷房システムがあればと調べたところ、いけうちさんに辿り着きました。
工場の外で実機デモを行っていただいたところ、他のミストファンとは霧質の違いがはっきりしており、濡れもなく良いと感じました。現場の者も全く違うという意見でした。後日、工場の中でも実機デモを行っていただきましたが、これも濡れがなく、広範囲が冷房できており好評でした。デモ結果が良かったことと、これまで多くの方法を試してきた経緯もあり、これ以上はないと考えCOOLJetter®Dome導入を決めました。

導入後の効果とメッセージ

まだ導入してから1年経過していませんが、暑さと粉塵の対策はしっかりできていると思います。また目詰まりなどトラブルも発生していません。

今回は許可施設のため、工事などの作業手順が通常と異なり大変だったが、よくやってくれたと思います。今後も引き続き宜しくお願いします。

エアコンが使えない大空間の冷房や、発塵抑制に効果を発揮
大空間冷房装置 COOLJetter®Dome〈クールジェッタードーム〉

「COOLJetter®Dome」は、平均粒子径10~30μmの霧「セミドライフォグ®」を発生させ、気化熱により周囲を濡らすことなく2~4℃冷房する大空間冷房装置です。また微細な霧には浮遊するチリやホコリを捕らえる特長もあり、粉塵の多い現場では鎮塵用途としてもご利用いただいています。

写真:大空間冷房装置 COOLJetter®Dome〈クールジェッタードーム〉

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