
[インタビュー]黒澤農園さま(キュウリ)|作物ハウスの温湿度管理で年間収量17%増、燃料コストと作業負担を軽減
この事例で使われている
ソリューション・製品

私がこの農場を引き受けた時、既にいけうちのCoolBIM®という冷房加湿システムがスペックインしていました。キュウリの栽培ハウス新設にあたって、年間30tという目標を掲げていたのですが、新しい冷却技術として採用されたようです。
それが施工直前に、新しく防除機能を追加した製品ができたとPRを受けまして。また大急ぎで検討し直したんですが、あの時は大変でした(笑)。

当時、葉面散布や農薬散布の省力化を図りたいと考えていて、いろいろ探していたところでもあったんですね。散布作業は重労働で、栽培の中で大きなウェイトを占めます。これが自動化されるとかなりのアドバンテージがあります。金額はある程度かかりますが、効果がありそうなので試すことにしました。そしてCoolBIM®を半年ほど稼働させた頃に、CoolPescon®に換装することを決定しました。

CoolPescon®を稼働させると、ハウス内を5℃以上冷却できました。これは他の施設では考えられないことで、さらにCO2を発生させて高濃度で管理しているので、サイドカーテンを開けずに外に漏れないというのも利点です。ハウス内が乾くと気孔が閉じ、開くまで非常に時間がかかるのでその間のロスが大きいのですが、湿度が保たれるのでこれも軽減できています。霧の粒が大きくても濡らして閉じる場合があるので、細かいというのもメリットになっています。

次に液肥散布ですが、完全に自動化できました。葉面散布というのは農家さんはどこもやりたい。しっかりやれば数%は収量増が見込めるので。ただ手撒きだと大変な作業なので、10日に1回でもやれるかどうかというところなんです。それがCoolPescon®だとやる気になれば毎日でもできる。さすがに毎日はやりすぎだと思いますが、次はどの液肥を撒こうか、考えるのは非常に楽しいですよ。
今回、30tという目標に対して39tを達成しました。CO2設備や外被材などいろいろ導入したので、単純にCoolPescon®だけの結果とは言えないのですが、私はこの霧が占めるところは大分大きかったと考えています。これまでこんな物はなかったですから。
超人的な技術力を持った人がやるから30tではなくて、設備投資をしっかりしてやれば誰がやっても30tくらいまでは可能です。現在の群馬県経営指針は22t/10aですが、農家の方の技術力や熱意は海外と比べても負けてはいません。ぜひ、設備投資すれば行くんだと、ハウス新設時や設備更新時に導入してほしいと考えています。
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