技術情報

セミドライフォグとは何か?その特徴と効果について

セミドライフォグとは?

当社では、平均液滴径が10~30μmの霧をセミドライフォグと定義しています。この微細ミストには濡れの原因となる粗大な液滴がほとんど含まれず、産業用途で利用する際など優れた性能を発揮します。当社の製品であるCoolPescon(畜産用)栽培施設用涼霧システムCOOLJetterシリーズはセミドライフォグを噴霧します。

微細な粒子の霧は何の役に立つか?

平均液滴径が100μmの従来の細霧冷房と比べ、セミドライフォグは濡れにくいという特徴を持ちます。その理由は噴霧されたセミドライフォグ液滴の落下速度と、蒸発率が関係しています。


 

グラフに示されているように、当社の30μmの液滴(セミドライフォグ)は、従来のシステムで使用される100μmの液滴(細霧)よりもゆっくりと落下し、蒸発が速くなります。より大きな液滴は落下する前に蒸発できず、沈降して周辺設備を濡らします。この蒸発の遅れが、過湿や温度低下が不十分となる原因となります。
対照的に、当社のセミドライフォグは蒸発が速く、不要な濡れを防ぎ、最適な環境を確保します。

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