散水冷却システム エアフィン冷却システム
エアフィンクーラーの夏季の冷却不足を解消するドレンフリーの補助冷却システムです。 必要な冷却能力や粒子径サイズ、水量密度…
夏季に低下する発電出力を回復
GT(ガスタービン)は大気中の空気を取り込み利用するという原理上、夏場は出力が低下してしまいます。この問題を解決する方法の一つが当社のGT吸気冷却システムです。
霧が蒸発する際の気化熱を利用して吸気口手前の空気を冷やし、空気密度を上げてやることで夏場の出力を回復させることが可能です。
吸気冷却システムは平均粒子径10~30μmの霧を発生させ、その気化熱で外気を冷却します。冷却可能な温度は気候や、システムレイアウトなどの条件によって大きく変動しますが、一般的には2~4℃程度の効果を見込みます。中東などの非常に高温低湿度な環境などでは最大20℃程度低下する可能性もあります。
GTは外気温が1℃上昇すると0.6~0.8%程度出力を低下させます。仮に20℃温度を低下することができれば出力を12%以上回復させることになります。これは同程度の発電能力を持つ施設を新設することと比べ圧倒的に低コストです。また短期間で稼働させることが可能なため、電力需要にあわせてフレキシブルに導入・活用することができます。
*いけうちでは外噴き・内噴き・ウェットコンプレッションの種類を問わず、噴霧システムを設計し構築することが可能です。
営業日9:00~17:00(平日)