
[インタビュー]コーホク印刷 長船工場さま|用紙伸縮のズレや排紙部の不揃いを解消し圧着DMを短納期化
この事例で使われている
ソリューション・製品
デモによる濡れ試験:現場で実際の霧を見て、「これなら濡れない」と確信できたこと。
関連実績の紹介:類似した厳しい環境下での安全対策実績があり、信頼できたこと。
電子部品の材料となるフェライトの製造工程において、深刻な安全上の課題を抱えておられました。
問題が発生していたのは、高温の焼成炉から「窒化ケイ素基板」を取り出す作業です。
環境湿度が低い時期になると、原料に含まれるマグネシウムが影響し、取り出しの瞬間にボヤが発生。
過去には炉を開けた際に出火や爆発が起こり、作業者が巻き込まれる労災事故も発生し、労災リスクを抱える現状を一刻も早く改善する必要がありました。
コンパクトなボディながら力強く霧を噴き出す、
AirAKI(エアラキ)は平均粒子径7.5μmのドライフォグを、あらゆるシーンで湿度不足を解消する
「静電気発生や乾燥によるトラブル発生を根絶する産業空調加湿システム」です。
人手をかけずに最適な湿度管理が実現
広大な工場エリア全体を加湿するのではなく、問題の発生源である「焼成炉1基ごと」に対する局所的なスポット加湿を提案。
局所排気風量をベースに計算し、最小限の投資で最大限の効果を出せる設計を検討しました。
発火リスクのある現場での導入に不安を感じられていたため、グラビア印刷やインク調合室など、引火性の高い溶剤環境下や粉じん環境下での安全対策としての豊富な導入実績をご紹介し、信頼をいただきました。
「デモ試験」で水濡れ懸念を解消:
「工程内で水を使うこと」に対する現場の方々の強い懸念を払拭するため、事前にデモ機(Tセット)を持ち込み、現場で濡れ試験を実施。
霧が対象物を濡らさずに瞬時に蒸発する様子を実際にご確認いただき、納得して導入を進めることができました。
AirAKI導入前は湿度が20%前後、導入後は45%前後をキープできるようになり、ボヤが激減し「安全な作業条件」が確立されました。
湿度が保たれたことで、最大の課題であった原料のボヤ(赤くくすぶる現象や発火)が劇的に減少しました。爆発のリスクも遠のき、現場の安全性が飛躍的に向上しました。
現在は「いけうちの加湿システム」が稼働しており、かつ湿度が40%以上であること」が、炉を開ける作業の絶対条件として設定されています。
明確な安全基準ができたことで、作業者は安心して業務に取り組めるようになりました。
さらに、加湿によって粉塵の舞い上がりも抑えられた結果、炉周辺の清掃作業にかかる時間が短縮されるという嬉しい副次的効果も生まれています。
本事例が貢献・関連するSDGs目標。