
[インタビュー]コーホク印刷 長船工場さま|用紙伸縮のズレや排紙部の不揃いを解消し圧着DMを短納期化
この事例で使われている
ソリューション・製品
乾燥によるパーティクルボードの反り解決に向けて、単に「加湿器」という機器単体の販売ではなく
システムとしての提案と実証実験による効果が、現場の課題解決に繋がると高く評価いただきました。
社内で費用対効果を試算された際も、3~4年で投資回収できる見込みが立ち、導入へと至りました。
多種多様なオーダーキッチンを製造されている同社では、キッチンの天板を加工(カット)する際、
湿度が下がると、化粧板を貼る前のパーティクルボードが反ってしまうという課題が発生していました。
反りが大きいものは廃棄処分となり、オーダーメード製作で一点物なので、廃棄すると損失が大きく
毎年乾燥する11~3月の期間に、反りによる廃棄が発生していました。
40m×60m・天井高6m(約14,400㎥)という広大な工場内は集塵機の影響で空気の入れ替わりが激しく
外気湿度の影響を大きく受けるため、一年を通して湿度の安定に対して不安を感じられていました。
受注生産・セミオーダーの高級品であるため、廃棄による損失は甚大
コンパクトなボディながら力強く霧を噴き出す、AirAKI(エアラキ)は平均粒子径7.5μmのドライフォグを、あらゆるシーンで湿度不足を解消する「静電気発生や乾燥によるトラブル発生を根絶する産業空調加湿システム」です。
人手をかけずに最適な湿度管理が実現
工場内は集塵機による空気の入れ替わりが激しく、空間全体を均一に加湿することはエネルギー効率の面でも現実的ではありません。
そこで、乾燥による反りリスクが最も高い「原板の一時置き場」や「カット工程」など必要な箇所のみをピンポイントで狙う「局所加湿」システムをご提案しました。
システムには湿度センサーを組み込み、現地の湿度状況に合わせて自動で加湿器をON/OFF制御する仕組みを構築することで、常に最適な湿度環境(40%RH程度)を維持します。
また、加湿システムの長期的な安定稼働を見据え、逆浸透膜純水器およびイオン交換樹脂純水器を組み込むなど、これまでの豊富な実績をもとに設計することで、広大な工場環境に合わせた最適な加湿プランを導入いただきました。
『静電気発生や乾燥によるトラブル発生を根絶する産業空調加湿システム』であるAirAKI(エアラキ)を導入
システム導入により、必要なスポットの湿度が40%RH前後で安定し、乾燥時期に毎月発生していた
「反り」による廃棄が激減し、歩留まりが大きく改善。
反ったボードが詰まることによる機械停止(チョコ停)がなくなりました。
乾燥対策として行っていた原板へのブルーシート被せ作業も不要になり、生産効率と作業性が向上。
さらに湿度起因の不良がなくなったことで、これまで隠れていた「その他の要因」による不良が明確化。
現在は新たな課題への対策が進んでおり、品質管理の精度がさらに向上しています。
本事例が貢献・関連するSDGs目標。