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大阪府高等学校 さま

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大阪府内にあるこちらの高等学校では、夏季の炎天下での部活動や授業中の生徒の健康を最優先に考え、
熱中症対策を強化する取り組みが行われています。

この事例で使われている
ソリューション・製品

顔写真:大阪府高等学校 葛城 裕也様

「万博記念競技場で見つけ、これは良いなと思った。PTAにお願いし、熱中症対策として本校に購入いただいた。」

熱中症の恐ろしさを知る

真夏の陸上競技大会において、多くの選手が熱中症で救急搬送されました。幸い処置も早く適切な対応で大事には至りませんでしたが、真夏に炎天下で競技を行っているということの恐ろしさを実感しました。

今まで以上に熱中症対策を打ち出す必要がありました。夏休みに競技会を開催するという日程はどうしても変更することが出来ないため、かわりに競技時間を変更しました。
ですがそれだけでは対策不足でしたし、また熱中症は学校での授業中にも起こりうることですから、本校も改めて冷房を検討することになりました。

写真:炎天下での部活動の様子

▲炎天下での部活動の様子

現実的には難しい熱中症対策

とはいえ、それまでにも対策はいろいろと実施していました。運動場のトラックを走る生徒に対し水道のホースから水を霧状に出してシャワー、グラウンドに設置してあるスプリンクラーを利用した散水、また体育館の暑さ対策には園芸ホースを利用して屋根散水といった風にです。

しかし、シャワーは運動服がぬれるので、特に女子生徒が嫌がって利用できず。またスプリンクラーや屋根散水は、ランニングコストが膨大で※とても継続利用できるものではありませんでした。

※1か月毎日運転した場合、約50万円水道費用が必要

万博記念陸上競技場で発見

さまざまな対策を試していましたが、あるとき万博公園の陸上競技場で㈱いけうちさんの霧を使った冷房装置を見つけました。
人が濡れず、これは良いと思い問合せたところ、ランニングコストが低く、屋内外で利用できるようで、運動場と体育館で使いたいと思いました。
その後、陸上大会、文化祭、バスケットボール大会などでデモをしていただき、効果があることもわかりました。

写真:霧を用いた冷房装置のデモの様子

▲霧を用いた冷房装置のデモの様子

PTAに購入いただいた

しかし、効果があることはわかっていたのですが、学校にはまとまった予算がなく導入できずにいました。そこでPTAに相談し、生徒のために購入いただくことになりました。

導入後の効果

設置する場所についていろいろ検討しましたが、現在は主に体育館の冷房に利用しています。3階ギャラリーから1階に向けると、空気が対流して建物全体がうまく冷房できています。
今後も新しい冷房製品を開発された際は、効果を見てみたいので、ぜひご紹介ください。今後とも、どうぞよろしくお願いします。

夏の暑いグラウンドや体育館におすすめの広範囲冷房装置!
微細な霧の冷房装置 COOLJetter® CSA〈クールジェッターCSA〉

「COOLJetter®」は、10~30μmの霧「セミドライフォグ®」を発生させ、気化熱により周囲を濡らすことなく2~4℃冷房する冷房装置です。シンプルな形状で操作がしやすく、給水やお手入れなども簡単に行うことができます。
カートタイプのため、設置場所を選ばず利用可能です。

写真:体育館3階から1階正面に向け、噴き降ろして利用している様子

▲体育館3階から1階正面に向け、噴き降ろして利用している様子

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