技術情報

[事例]タイヤ製造工場での消臭剤噴霧|保護管付きスプレーノズルで目詰まり抑制・メンテナンス性大幅向上

この事例で使われているソリューション・製品

  • 保護管付き2流体ノズル・ランスタイプ

導入の決め手

  • ノズルの目詰まりを軽減する機構を提案できたこと。
  • メンテナンス性を大幅に向上させる工夫を取り入れたこと。
  • どの製品がいいのかわからない
  • 全部でいくらになるのか知りたい
  • まず何をすればいいの?
  • なんでもご相談ください

お客様の課題

あるタイヤ製造工場様では、排気ダクト内でスプレーノズルを使用し、消臭剤を噴霧していました。

タイヤやゴム特有の臭気対策には、排気ダクトの適正な設置による排気と、消臭剤の効果的な噴霧が有効です。 これにより、作業環境の改善だけでなく、周辺住民の臭気に対する懸念の軽減にもつながります。

しかし、この工場ではノズルの目詰まりが頻発し、メンテナンスの負担が大きいことが課題となっていました。

比較的噴霧量の少ないノズルを1カ所に3~4個、チューブで連結して消臭液を噴霧していたのですが、排気にさらされることでノズルに異物が付着し、目詰まりが繰り返し発生していたのです。
さらに、ノズルが小さく個数も多いため、メンテナンスが困難でほとんど行われず、実質的に放置されている状態でした。

小噴霧量のノズルをチューブで連結して消臭液を噴霧 → メンテが困難で実質放置状態

いけうちからのご提案

従来の3~4個のノズルを、噴霧流量の大きい1つのノズルに集約することを提案しました。 流量が増えることで消臭液の流路が広がり、異物の付着が減少するため、目詰まりの軽減が期待できます。

3~4個のノズルを噴霧流量の大きい1つのノズルに集約

さらに、ノズルとランス(ノズルへの配管)を保護管内に収納し、ファスナーを取り付けて納入することで、メンテナンス時のノズルの抜き差しを容易にする工夫を施しました。
また、保護管がノズル部への異物付着を抑え、目詰まり対策にも効果を発揮します。

ランスタイプ2流体ノズルを保護管内に収納、ファスナーで位置決めが容易

導入効果

  • 保護管とファスナーの採用により、ノズルの取り外しと取り付けが容易になり、メンテナンスが劇的に簡単になったと好評でした。
  • 目詰まりの発生頻度が減少し、メンテナンスの回数も大幅に削減されました。
  • これにより作業環境が一層向上し、周辺住民の臭気に対する懸念も軽減されました。
  • お客様の他の工場でも、この製品の導入が進んでいます。

霧のいけうちのソリューション提案

今回導入いただいた製品のように、お客様の生産ラインや操業条件に柔軟に対応した設計を行い、現場のニーズに応じた最適なソリューションを提案します。
労働環境改善、生産性向上や品質の安定化をご検討中のお客様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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