[事例]廃棄物処理施設の防火対策|保護キャップ付きスプレーノズルで散水消火設備の保全を強化
[事例]消火剤泡噴射ノズルによる廃棄物処理施設でのごみ飛散抑制と防火対策の実現


この事例で使われている
ソリューション・製品
導入の決め手
- ごみを飛散させず、消火剤を泡状に噴射できるスプレーノズルを選定できたこと。
お客様の課題
ある防災設備会社様では、スプレーノズルを活用した防火対策の導入を検討していました。
これは、クライアントである廃棄物処理施設において、プラスチックごみをコンベアでリサイクル工程に搬送する際に、ごみに混入していたリチウムイオン電池が発火し、火災につながる危険性があった事例が発生したためです。
当初、コンベアライン上に充円錐スプレーノズルを設置し、散水による防火を試みましたが、軽いプラスチックごみが散水の勢いで飛散する問題が発生しました。
そこで飛散を抑えるためにコンベア脇にカーテンを設置しましたが、今度は清掃の手間が増えるという新たな課題が生じました。
充円錐ノズルによる散水(勢いが強くプラスチックごみが飛散)
こうした経緯を踏まえ、火災リスクを抑えるより効果的な散水方法を模索され、当社にご相談いただきました。
いけうちからのご提案
液体消火剤を泡状に噴射するスプレーノズル「AWVV」シリーズをご提案しました。
このノズルは、ソフトな泡で対象箇所を包み込み、ごみの飛散を防ぎながら防火・消火を可能にします。
AWVVシリーズ
導入効果
液体消火剤を泡状に噴射することで、ごみの飛散を効果的に抑えられることが確認されました。