技術情報

[事例]パレット洗浄機|逆洗式オートストレーナーで異物を自動除去、メンテナンスの手間を大幅削減

この事例で使われている
ソリューション・製品

導入の決め手

  • 導入時の初期費用が比較的安価であること。
  • 定期交換部品が少なく、維持管理に手間がかからないこと。
  • その結果、ランニングコストを抑えられる製品であること。

お客様の課題

物流用パレットのレンタル事業を展開されている事業所様では、回収後のパレットを洗浄する工程に課題を抱えていました。

この現場では、回収後のパレット洗浄に専用の洗浄機を利用しています。そしてこの洗浄機のすすぎ用に循環水を使用していましたが、パレットに付着した砂やゴミなどの異物が循環水中に混入し、それらを回収するストレーナーが頻繁に詰まるという問題を抱えていました。
ストレーナーが詰まるたびストレーナー清掃のために洗浄機を停止させる必要があり、貸し出しを待つお客様を待たせるだけでなく、未洗浄パレットも溜まるなど業務が滞る状況が発生していました。

こうした業務の滞りを防ぐために、逆洗式オートストレーナー(自動逆洗機能付きろ過装置)「ARS」を導入いただきました。

いけうちからのご提案


自動逆洗機能付きろ過装置 「ARS(逆洗式オートストレーナー)」
(上の写真は、デモ機の作動中の様子です。実機はステンレス製であり、内部を見ることはできません。)

この製品はろ過装置内の異物堆積を検知し、自動的にストレーナー洗浄を行う装置です。

導入によって上述の課題を解決するだけでなく、他のフィルター製品と比べて導入時初期費用が安価な点や、定期的な交換部品が少なく維持管理の手間が少ないといったランニングコストが安価になる点でもメリットがあります。

またARSを導入した当初は#300のウェッジワイヤーを利用していましたが、異物が細かいため回収できないものがあることがわかりました。お客様は目の細かい金網に変更を検討されていましたが、あまりに細かすぎると短時間で目詰まりを起こして固着してしまい、ARSの特徴である逆洗機能にでもフィルターの異物堆積を十分に除去できない可能性があるため、当社から#100のウェッジワイヤーにすることをご提案。

回収不具合や目詰まりの問題を解消できたことで目開き変更後は非常に順調に運用頂けています。

導入効果

  • オートストレーナー「ARS」により異物が自動的に除去され、循環水を効率よく再利用できるようになりました。
  • 自動逆洗機能により、人手による清掃や定期的なメンテナンスの手間が不要となりました。
  • 洗浄機を停止させることがなくなり、業務の滞りも解消されています。

霧のいけうちのスプレーシステムは今日も、現場の省力化と安定した業務運営の実現に貢献しています。


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