[事例]パーティクルボード工場|逆洗式オートストレーナーで離型剤廃液処理費用を80%削減
[事例]動物園の飼育池|逆洗式オートストレーナーで原水を前処理、砂ろ過装置の負荷を軽減


この事例で使われている
ソリューション・製品
導入の決め手
- 砂ろ過装置の前段に設置し原水の前処理を行うことで、装置への負担を軽減できる製品であったこと。
- その結果、点検やメンテナンスの回数と作業時間を大きく減らすことができたこと。
- 砂ろ過装置の逆洗動作の頻度が減り、点検やメンテナンスの負担を大幅に軽減できました。
- ARSの自動逆洗機能により、ストレーナーの清掃作業にかかっていた人手を削減することができました。
お客様の課題
ある動物園では、アザラシやアシカなどの海獣を飼育する池の水を浄化するために、砂ろ過装置を使用していました。
しかし、池の水には動物の体毛や餌の食べ残し、排せつ物が常に含まれているため、装置は頻繁に逆洗動作を行っており、ろ材である砂の交換頻度も高くなっていました。
その結果、装置の維持管理は現場にとって大きな負担となっていたのです。
いけうちからのご提案
当社は、自動逆洗機能付きろ過装置「ARS(逆洗式オートストレーナー)」を砂ろ過装置の前段に設置し、原水を前処理することで、後続の砂ろ過装置にかかる負荷を軽減することをご提案しました。
自動逆洗機能付きろ過装置 「ARS(逆洗式オートストレーナー)」
(上の写真は、デモ機の作動中の様子です。実機はステンレス製であり、内部を見ることはできません。)
ARS(逆洗式オートストレーナー)を砂ろ過装置の前段に設置し、原水を前処理
ARSは、スクリーンに異物が堆積して生じる差圧を検知し、自動でジェット水流による逆洗を開始する ろ過装置です。
逆洗が完了して異物が除去され、差圧が解消されると、液供給とろ過が自動的に再開されます。
このサイクルを繰り返すことで、ARSはストレーナーとしての安定したろ過性能を保ち、連続運転を実現します。
その結果、後段の砂ろ過装置にかかる負荷を大きく抑えることが可能となります。