技術情報

南牧場 さま

ユーザー紹介

兵庫県南あわじ市で『神戸牛』などの肥育素牛を飼養されている、肉用牛繁殖育成農家さまです。2017年に牛舎を1棟増築し、現在は飼養頭数の拡大と肉質向上に注力されています。南あわじ市和牛多頭飼育研究会に所属、新技術の調査や実地テストによる製品評価など、新しい取り組みに挑戦され続けています。

導入事例インタビュー|南牧場 代表 南 昌明様、南 恒夫様
「“涼しい”だけでは言い尽くせない、快適さ。牧場に来る人も皆びっくりして、これは欲しいと言われます。」

この事例で使われている
ソリューション・製品

熱中症対策を検討するきっかけ

2015年に仔牛が1頭熱中症で亡くなって、それがきっかけで対策しないといかんと、真剣に冷房製品を探すようになったのがあるね。

翌年の2016年、所属する南あわじ市和牛多頭飼育研究会の定例視察で西脇市の川岸牧場さんを訪問した際、牛舎に導入されていた製品を見て、皆で「これはええぞ」と驚いた。というのも、えらく涼しい。

他社の製品で知っていたけども、床がびしょびしょに濡れる物だと思っていた。でもいけうちさんの物は全く濡れていない。技術センター※にも付いていることを聞いてすぐに連絡を取って、秋には見積り、今年の春には導入してと、導入まで速かったよ。

※兵庫県立農林水産技術総合センター

価格について思うところ

うちは130~140万位の規模で導入したんだけども、非常に妥当な価格だと思う。価値観はそれぞれだけど、農機具として見ると全然高くない。

それでいて効果は相当ある。いくら扇風機を回してもこんなに涼しくはならなかった。凄いね。

導入効果①

今年の夏使ってみて、まず一番は事故(熱中症・食欲減退)がなかったこと、これが大きい。

暑い日に食欲が落ちなくて、本当に良く食べてくれた。栄養が付いたから、自然と肌艶も良くなった。それに体力ができてお産も楽にしてくれて助かった。測定した温度データは2.5℃低下になってたけど、体感温度と実際の結果はそんなもんじゃなかったよ。

共済の獣医さんも、こんな涼しいのはないと絶賛されて、牛のためにも良いと。牛の様子も面白いもんで、霧が出てくるとジーっとしてその下を動かない。霧は自動でON-OFFする設定にしているが、涼しいのを覚えて霧が出ていなくても暑いと装置の下に来るようになった。人間で例えるなら冬のこたつかな。

導入効果②

加えて、今まで大型ファンを4つ5つ、24時間使っていたんだけど、CoolPescon®CHでずっと涼しくなるからもう使っていなくて、電気代は大幅に削減できてる。

それに刺しバエだとか蚊がほとんど来なくなった、いるんだけども、霧が出ている付近には全く来ない。

ノズルの目詰まりも本当に全くなくて、動噴でも頻繁に詰まるので、これは優秀だと感心してます。

今後について

営業の方の対応がマメで、暑いのに何回も足を運んでくれて、熱心に対応してくれたのもとても良かった。売切りでないというのは信頼できる。知り合いにも薦めようと思ってます。

来年は噴霧量を増やして試してみたり、ノズルの間隔をもっと短くできないか検討してみたい。もちろん新棟にも導入します。

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