[インタビュー]夢前夢工房(イチゴ)|栽培ハウスの冷房と散布自動化で収穫延長と食味向上、売上30%増を達成
[インタビュー]いちご園大樹(イチゴ)|濡れない霧冷房でハウス内温度を低下、来園者・従業員が快適に


ユーザー紹介
導入事例インタビュー|髙橋 唯史様, 治代様
「とても涼しく来園者、従業員とも元気100%です。いちごの勢いも衰えず、想定以上の効果でした。」
この事例で使われている
ソリューション・製品

いちご園大樹について
ここ埼玉も夏は暑くて、特に育苗作業が猛暑の時期と重なって大変なので冷房を検討していました。また、うちのハウスは高さがあるのでクーラーでは冷え切らないだろうと考え、細霧冷房を探しました。
その中でも、今回冷房装置を導入したいちごハウスは12月から5月にかけて非常に多くの方が来園されるうちの看板施設です。作業者の方が習熟するに従いいちごの品質は年々高くなってきており、また立地的にも首都圏から近いので、雑誌や口コミで簡単に来れる観光地として認知が広がっています。
さてそれでは早速、うちがいけうちさんの製品を導入した経緯をお話ししたいと思います。
課題は ”地獄の” 暑さ
導入を検討した際、一番課題だったのがハウス内の暑さでした。近隣のいちご園だとそんなに暑くはなっていないのに、うちだけサウナみたいに尋常でなく暑かったんです。
立地を比べると明白で、うちはすぐ隣に直売所が併設されているんでハウス内の風抜けが悪かったんですね。最近暑くなっているのもあると思うんですど、3月の時点ですぐに30℃とかになるわけです。いちご狩りに来られたお婆さんたちから「暑いー…地獄じゃー…」とまで言われまして、これは早急に何とかせねばと。
いちごの成長と人の暑さ対策を両方うまくやるには何か方法はないか?と探しているとき、たまたま新聞で『ハウス内を濡れない霧で冷やす』という広告を見つけたんですね。それでいけうちさんに問い合わせたという次第です。
デモ機の実演が大好評
3月下旬に資料請求をして、4月に現場調査、GW中にミストファン仕様のデモ機をハウス内に設置いただいた所大好評でした。
ただこれだとハウス全体には力不足なので、CoolPescon®CHの導入を理事長に申請しました。すると、これは良いものだから大樹グループの別ハウスにも付けるようにと、非常に高い評価をされたんですね。理事長もこんな霧質の製品を探していたんだと思います。
導入後はとても涼しくなりました
まずとても涼しくなったというのが実感です。実際に数度低下したのもあるんですが、それ以上に体感温度が低くなった気がします。特に来園者から涼しいと好評の声をいただいており、やった甲斐は間違いなくありました。
冷房効果以外にも霧がシューっと出る演出がアトラクションのようで、これもご好評いただいています。従業員からも評判が良く、霧が出てこないとまだかなぁと心待ちにしているようです。導入後は作業効率も上がりました。
またハウス内の飽差も、以前は3月4月に20~25という非常に乾燥した状態だったものが、今は10前後の管理ができるようになりました。その結果、びっくりしているんですがいちごの大きさが目に見えて大きくなってます。
以前は一番大きなもので80g台だったのが、導入後は100g台まで一気に大きくなり、作の終わり(5月下旬ごろ)でもしっかりとした大きな実が取れるようになりました。大きさだけでなく、色艶・味も良いままなので生育環境が改善されたのが一目でわかります。

他のいちご農家さんにもお薦めしたいです
生育方法を少し変えたのもあるんですが、収量も増えました。’18年シーズンの5.64tから’19年シーズンは7.
34tと、何と30%も増加です。多少私の腕が上がった分もあると思いますが(笑)、凄いことだと思います。来園者の方の冷房が主目的だったんですが、想像以上の結果にとても満足です。
全国的にいちごは他の作物と比べて強気の価格になってるんですが、そういった価格に見合う価値を付けないと先はどうなるかわからない。だから設備投資はしっかりとしていく必要があるし、お客さんに価値を体感して貰わないといけない。理事長も言われた通りとても良い製品なので、他のいちご農家さんにもお薦めして、みんなでいちごの価値を高めていければと思います。
最後になりましたがいけうちの人は対応も良くて信頼できました。引き続きよろしくお願いします。